日立物流、東証への上場廃止

日立物流、東証への上場廃止

米KKR傘下体制に移行、成長後の再上場視野に

日立物流の東京証券取引所プライム市場への株式上場が2月24日、廃止となった。

同社は2月28日付で株式併合を実施、株主が米投資ファンドKKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)の関係会社と日立製作所の2社のみになる予定。

最終的にKKRが日立物流株式の90%、残る10%を日立製作所が保有する。日立物流は4月1日付で社名を同社が掲げている物流変革のビジネスコンセプトと同じ「ロジスティード(LOGISTEED)」に変更、本格的に新体制をスタートさせる。

日立物流は今後、他の企業からも出資を募りながら事業を変革し海外展開も加速。成長を果たせた後は再上場も視野に入れている。

(藤原秀行)

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