ハコベルのドライバー支援プログラム、「トラックの短期リース」提供開始

ハコベルのドライバー支援プログラム、「トラックの短期リース」提供開始

スマートトラックが展開、車両管理コスト低減をサポート

ハコベルとスマートトラック(福岡市)は2月27日、運送会社や個人事業主のドライバーを支援する「ハコベルサポーターズプログラム」で、スマートトラックのサービス「トラックの短期リース」の提供を開始したと発表した。

プログラム限定のリース価格で提供する。両社は提携で運送会社の抱える車両管理コストの軽減をサポートし、国内の物流環境改善への貢献を目指す。

ハコベルは2022年10月、荷主企業や運送会社、個人ドライバー、その他ステークホルダーが利用できるサービス「ハコベル サポーターズプログラム」を開始。配送の担い手不足が予測される中で重要性が高まる中小規模の運送会社や個人事業主のドライバーに向け、配送に必要となる燃料や車両・配送資材の良好な調達環境を整備し、運送関係者の経営や労働環境を支援することに主眼を置いている。

プログラムの一環として、購入車両の手配に時間も費用も要する中、より手軽に車両を手配できる仕組みを提供することにより、運送会社の経営支援を促進できると判断。車両の短期リースを提供するスマートトラックと提携し、車両管理の最適化サポートを強化する。

「トラック短期リース」はトラック維持コスト軽減を目的とした新車の24カ月リース契約。リース車両は大型から小型まで、ドライウイングや冷凍車など幅広いラインナップを揃えている。

サービス提供を通じて、多くの運送会社にとって必需品の車両が安全に手軽に提供できる環境を作り、日本の物流が止まらない状態を継続できるよう注力する。

(藤原秀行)※いずれもハコベル提供

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