国際協力機構(JICA)は、1月10日、インドネシアのジャカルタにて、同国政府との間で、「パティンバン港開発事業(第三期)」を対象として、円借款貸付契約(Loan Agreement: L/A)に調印しました。今回調印した円借款貸付契約が対象とする事業は以下のとおりです。
・国名(対象地域)
インドネシア共和国(西ジャワ州スバン県パティンバン)
・事業目的
本事業は、ジャカルタ首都圏東部パティンバンに新港(コンテナターミナル、自動車ターミナル等)を建設することにより、首都圏の物流機能強化を図り、もってインドネシアの投資環境改善を通じた更なる経済成長に寄与するもの。
・事業内容
ア)本事業は、以下の通り先行開港区(Phase1-1)及びそれ以外Phase1-2)に分かれている。
Phase1-1(完工済):コンテナターミナル10ha・自動車ターミナル22.4haの建設、防波堤・外周護岸、泊地・航路浚渫、アクセス道路(約8.1km)の建設、既存桟橋の延長、連絡橋(約1.0km)の建設
Phase1-2:コンテナターミナル64ha・自動車ターミナル13.7haの建設、泊地・航路浚渫等
イ)コンサルティング・サービス(詳細設計、入札補助、施工監理等)
・借款金額(上限)
834億800万円
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