~ドライブレコーダー取得データを活用し、運送業界の業務効率化に貢献~
MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社(社長:舩曵 真一郎)は、今月より、フリート契約向けドライブレコーダー・テレマティクスサービス『F-ドラ』※1が取得した車両位置情報を、株式会社 traevo(社長:鈴木 久夫)の車両動態管理プラットフォーム「traevo Platform」※2に提供を開始します。
当社は、本機能を通じて、運送業界が直面する人手不足等の課題解消を支援するとともに、データ活用によって、さまざまな社会課題の解決を実現していきます。
※1:『F-ドラ』 Webサイト(https://www.ms-ins.com/business/car/fdora/)
※2:デジタコ等の異なる車両位置管理デバイスの情報を一元管理するプラットフォームです。協力運送会社の車両
位置の確認や荷主企業等からの照会削減につながり、利用者の業務効率化を実現します。
traevo 社 Webサイト(https://traevo.jp)
1.背景
労働基準法の改正やドライバーの高齢化、物流需要の増加等により、運送業界では業務効率化に向けた
取組が強く求められています。
一方で、荷主企業や元請企業が協力運送会社に運送業務を委託する際、車両の位置情報を知るため
には、委託先の運行管理者に電話やメールで問い合わせる必要があり、確認作業に時間を要するうえ、
即時把握が困難といった課題が発生しています。
そのような中、当社は、課題解決に向けて通信機能付き専用ドライブレコーダーの強みを活かし、
外部プラットフォームに車両位置情報を即時連携する機能を開発しました。
2.本機能の概要
契約者の事前同意を前提に、『F-ドラ』の通信機能付き専用ドライブレコーダーが取得した位置情報
を、「traevo Platform」へ即時連携します。
本機能により、『F-ドラ』導入企業は、『F-ドラ』が提供する事故・緊急時や事故防止取組等の
サポートに加え、「traevo Platform」で車両位置情報の一元管理が可能となり、企業価値向上や業務
効率化につながります。また、荷主企業や元請企業は、「traevo Platform」を通じて協力運送会社の
運行状況を把握することが可能となります。
なお、本機能の利用には、『F-ドラ』とは別に、「traevo Platform」の利用申込が必要です。
……