ドローンが支える次世代スマート農業の実践例
2025年5月、兵庫県加古川市にて、株式会社八幡営農（代表：前田祥道）が管理する約27ヘクタールの小麦畑に対し、約4トンの粒剤肥料をドローンで空中散布する作業を実施しました。 この施肥作業は、株式会社八幡営農と一般社団法人国際ドローン協会（代表理事：榎本幸太郎、以下「IDA」）との業務協定に基づき、両者の連携のもとで行われたものです。 従来、小麦畑への粒剤散布は人手によって行われてきましたが、作業負担が大きく、麦が育った後は農機の進入が困難になるため、畑の外側からの散布に限られていました。 今回、2機の農業用ドローンを使用することで、空中からムラなく効率的に肥料を散布。わずか5時間で全工程を完了し、作業時間の大幅な短縮と、均一な施肥による作物品質の向上が期待されています。 また、散布量の正確な管理が可能な点も大きなメリットで、無駄な肥料使用を抑えつつ、適切なタイミングでの施肥が実現されました。
IDAは、「農業の課題をドローンで解決する」ことをミッションに、今後も八幡営農をはじめとする農業法人と連携し、ドローンを活用した新たな農業のかたちを提案・推進してまいります。
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