株式会社ビジョンナビロボティクスジャパン(以下、VisionNav)と新エフエイコム株式会社(以下、新エフエイコム)は、次世代無線通信基盤「ローカル5G」を活用し、無人自動フォークリフト(AGF)の安定運用を実現する実証実験に成功しました。本実証は、製造業や物流業における人手不足の解決策として期待される技術です。
実証実験の概要
本実証では、VisionNavのAGFと、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)が提供するローカル5Gサービス「ギガらく5G」を活用しました。新エフエイコムは、AGFの一時的な改造およびローカル5G向けのシステムインテグレーションを担当し、AGFの自動搬送とリアルタイムな状態監視を実現しました。
実験は2025年2月25日~27日、NTT中央研修センタ内の「NTT e-City Labo」にて実施。ローカル5G基地局(RU)と接続する端末(UE)をAGFに設置し、AGFコントローラ(RCS)から指示を送信することで、安定した自動搬送を確認しました。
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