マッチングサービス活用した輸送力や稼働率向上図る、書類電子化も促進
NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)とCBcloudは10月31日、資本・業務提携したと発表した。
NXHD系のコーポレートベンチャーキャピタル「NXグローバルイノベーション投資事業有限責任組合」を通じて、同日付でCBcloudに出資した。
具体的な出資の比率や額は開示していない。
両社は提携を通じ、「物流2024年問題」やトラックドライバー不足など物流業界が抱える課題の解決をより強力に推し進めたい考え。
具体的には、CBcloudが展開している、登録ドライバーと荷物をマッチングするサービス「Pick Go(ピックゴー)」をNXグループが活用。NXグループは輸送力向上を、CBcloudは車両の稼働率アップをそれぞれ目指す。
また、NXグループのNXワンビシアーカイブズが提供しているデジタルソリューション「WAN-RECORD Plus」と「ピックゴー」を連携させ、作業完了時の報告書類の電子化を推し進める。
併せて、「ピックゴー」のオプションサービスとして、NXグループ以外の物流企業にも積極的に提案する。両社はシステム開発などでもタッグを組むことを想定している。
(藤原秀行)
 
           
		  	      
      


 
		                   
		                   
		                   
		                  