2022年めどに総資産200億~300億円目指す
東証マザーズ上場のエリアリンクは10月26日、個人の荷物を預かる「ストレージ」を投資対象とする新たな私募リートを組成すると発表した。関連業務を手掛ける準備室を設置。今後は100%子会社のエリアリンクアセットマネジメント(仮称)を立ち上げ、金融庁への申請など準備作業を加速する。
エリアリンクは首都圏を中心に「ハローストレージ」のブランドでトランクルームを展開。今年9月末時点で全国1734拠点、8万7870室を構えている。今後も市場拡大が見込めると判断、投資資金の受け入れ体制を拡充する。
2018年 3 月にはストレージのみを投資対象とする国内初の私募ファンド「ハローストレージファンド 1 号」をりそな銀行、長谷工不動産投資顧問などと組成。同年 6 月には「ハローストレージプレミアム」をりそな銀行と設置した。
新たな私募リートは22 年をめどに総資産 200億~300 億円規模で立ち上げたい考え。
(藤原秀行)