フードロス削減や流通コスト低減図る:崎陽軒、KDDI、シャープなども
関西を中心とした顧客向けに産業ガスや関連製品の製造販売を手掛けるマスコール(大阪市)は10月28日、“冷凍品の新価値”を創造・発信するためのコンソーシアム(共同企業体)「フローズンエコノミーラボ」に、パートナー企業として参加したと発表した。
「フローズンエコノミー」は冷凍品のメーカーや業界団体にとどまらず、冷凍技術の進化や調理器具を含めた電気製品、電力供給、資材、物流など“冷凍品”にまつわるあらゆるものを含んだ経済圏を指す。コンソーシアムは関係者が連携し、より良い状態へ変革していくことを想定している。
「フローズンエコノミーラボ」の概要は以下の通り。
※以下、プレスリリースより引用(一部、編集部で修正)
3つのミッション
①食品の冷凍に関する正しい認知の拡大
食品のおいしさを保つための最適な保存手段の1つが冷凍である
②冷凍された食品が流通しやすい環境づくり
家庭や生活圏における施設での冷凍保存スペースの拡大や、流通コストなどの課題解決
③冷凍=フードロス削減の認知の拡大
冷凍により、保存期間や販売手法に変化をもたらすことで、社会課題であるフードロス削減に貢献できる
活動内容
1. 「フローズンエコノミー」普及活動:既存事業者、ユーザーへの普及活動を実施
2. 勉強会:事業者間や、ユーザー、その他専門家を招いて市場に関する勉強会を開催
3. 事業者間の交流:事例や運営ノウハウなどを、交流を通じて共有
メンバー企業(2021年10月時点)
<家庭用冷凍食サービス提供企業>*幹事企業
まねき食品/崎陽軒/丸山製麺/近藤スワインビジネス/AIVICK/TANPAC/パンフォーユー/ yoloz/ゴーフード/ homeal
<特別パートナー>
レンティオ
<パートナー企業>
安藤/金木屋商事/クロスマート/KDDI/subsclife/シャープ /SUPER STUDIO/ スマートメディア/ Tokyo Bento Laboフラク/プレイド/マスコール/三菱地所
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)