導入のハードル下げ利用促進、分析レポート作成プランも対象
海外の先進機器販売などを手掛けるジャパン・トゥエンティワン(J21)は12月9日、販売代理店を務めているイスラエルのモービルアイ製造の衝突防止補助システム「Mobileye(モービルアイ)570」に関し、新たにサブスクリプション(定額利用)で使えるサービス「サブスクME」を始めると発表した。
モービルアイは車両のフロントガラスに後付け可能で、カメラが車両の周辺状況を監視し、追突や前の車両との接近、歩行者の接近など5種類の警報を発し、事故を回避できるようサポートする。
月額・定額制で使えるプランを提供し、初期費用を抑えることで利用開始のハードルを下げたい考え。サブスクリプションサービスはモービルアイのみ手軽に使う「単体プラン」、業務用ドライブレコーダーなどの機器と連携し、モービルアイが発した警報を記録、ドライバーの安全指導につなげる「連携プラン」、さらに警報の情報を分析してレポートを作成する「分析プラン」の3種類を準備。基本契約は2年間で、自動更新が可能。2年以下の短期間契約にも対応する。
モービルアイは2011年に日本国内で販売を開始、7万台以上を出荷している。導入により追突事故の件数が9割弱減ったケースもあるという。
「Mobileye570」(J21提供)
(藤原秀行)