社員寮の空き部屋提供、荷物の仕分け作業など仕事も
セイノーホールディングス(HD)は4月13日、ロシアの侵攻を受けたウクライナの避難民を支援する方針を正式に発表した。
日本に到着した避難民に対し、社員寮の空いている部屋を提供するとともに、荷物の仕分け作業など日本語が話せなくても働ける仕事に就いてもらうことを想定している。
今後は他の企業や団体にも支援活動への参加を呼び掛けていく方針。物流業界でウクライナ避難民への住居や仕事の提供など、本格的な支援活動を打ち出したのは初めてとみられる。
同社は、支援が必要な人や、一緒に支援をしたい人からの連絡・相談を専用のメールアドレス(ukr-support@seino.co.jp)で受け付けている。
(藤原秀行)