住友重機械工業、設定簡単で導入しやすいKeigan製AMRの事例を特設サイトで公開

住友重機械工業、設定簡単で導入しやすいKeigan製AMRの事例を特設サイトで公開

2社が採用、カスタマイズ性高く様々なシーンで使用可能

住友重機械工業は10月24日、Keiganが開発し、住友重機械工業精機販売が取り扱っている自律移動ロボット(AMR)「KeiganALI(ケイガンALI)」の導入事例を、特設サイト上で公開したと発表した。

KeiganALIは設定が簡単で導入しやすいのが特徴。スマートフォンやタブレットからアプリを使用して素早くセットアップを開始できる上、レイアウトや作業内容の変更も容易。カスタマイズ性が高く、様々なシーンで活用できると見込む。

特設サイトでは、KeiganALIを導入した美容ディーラーのきくや美粧堂、製本機器大手ホリゾンの2社の事例をアップしている。

このうち、きくや美粧堂は東京・平和島の物流拠点「East Logistics」で往復の工程間搬送をKeiganALIに任せ、作業者はピッキング作業に集中する方式を採用、業務の効率化を図っている。

ホリゾンは製本機器業界で世界トップクラスのシェアを誇る。自社工場での自動化のノウハウを生かしたSIerとしての事業も展開している。KeiganALIと上部アタッチメントのシステム連携を自社で開発し、部品加工の工程間搬送を自動化。リードタイムの短縮に成功した。自社工場での導入を通し、AMRを活用した新たなソリューションの提供も検討しているという。

そのほか、レストランでの配膳などにも採用されている。

(藤原秀行)※いずれも住友重機械工業提供

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