言語や決済、物流の問題を解決
越境ECを手掛けるFROM JAPAN (フロムジャパン、東京都中央区)は2月9日、フリーマーケット(フリマ)大手のメルカリと業務提携し、フリマに出品された商品を海外の消費者がより購入できるようにしたと発表した。
メルカリでは2019年に越境販売を開始。円安が追い風となり、22年11月にはフリマの海外利用者数が前年同期比約1.4倍に達するなど、利用が伸びている。
FROM JAPANは04年の創業以降、グローバルな購買とオークション代行サービスを提供する越境ECとして、国外の消費者が日本の商品を購買できるようにするサービスを展開している。
特に海外からの商品購入の壁となる「言語」「決済」「物流」の問題を解消することに注力。英語や中国語など10言語の表示とカスタマーサポートに対応しており、累計取引数は1000万件を超え、取引地域数は196カ国を超えている。メルカリはFROM JAPANの力を借り、越境ECをさらに拡大していきたい考えだ。
(FROM JAPAN提供)
(藤原秀行)