物流システム機器開発の経験豊富、経営基盤強化図る
GROUNDは4月10日、オカムラの前執行役員で現顧問の山下佳一氏が4月1日付でGROUND顧問に就任したと発表した。
物流システム機器開発の経験が豊富な同氏を招くことで経営基盤を強化し、GROUNDが掲げる「すべての人にとって永久に持続可能な物流の未来へ」というビジョンの実現に向けて継続的な企業価値の向上を図る。
山下氏(GROUND提供)
山下氏は明治大学工学部建築科を卒業後、1980年に岡村製作所(現オカムラ)入社。1993年に物流システム事業のマーケティング部長に就き、一貫して物流システム機器の新製品開発や海外企業提携を推進。2014年にはノルウェー発のロボット自動倉庫「AutoStore(オートストア)」の国内正規販売店契約をまとめ、以降の同社物流システム事業の躍進に貢献。19年同社執行役員に就任し、23年に顧問。日本物流システム機器協会運営幹事・技術部会長も務めている。
山下氏は「物流業界では、オートメーションを実現する物流システム機器として、従来のマテハンに代わり、ロボット製品が台頭し始めています。これまでに自身が携わったロボット製品に関する知見を通じて、GROUNDが提供するソフトウェアおよびロボットソリューションの展開拡大に貢献できるよう、努めていきたいと思います」とのコメントを発表した。
(藤原秀行)