国交省の解禁受け、ドライバー不足カバーを後押し
配送したい荷物と運び手を仲介するマッチングアプリ「DIAq(ダイヤク)」を展開しているセルートは11月27日、自動車登録業務を得意とする行政書士法人きずなグループと連携し、軽乗用車を使った配送業務に必要な事業用ナンバープレート(黒ナンバー)の取得手続きを代行するサービスを開始すると発表した。
EC商品の取り扱い量増大やトラックドライバー不足を受け、国土交通省が今年10月に軽乗用車を使った貨物軽自動車運送事業を解禁し、構造を変更せずに軽乗用車をそのまま配達業務に使えるようにしたことを考慮。
軽乗用車のオーナーの間で黒ナンバーの取得手続きの方法に加え、貨物車と乗用車の違いについても理解が広まっていない現状を踏まえ、新サービスを提供してドライバー不足のカバーを後押しする。
黒ナンバーに変更した後は、DIAqアプリで配達の仕事を受注することが可能になる。
(藤原秀行)※いずれもセルート提供