ヤマトのCVC、Z世代向けファッションEC 「60%」運営会社に追加出資

ヤマトのCVC、Z世代向けファッションEC 「60%」運営会社に追加出資

韓国などアジアの1400超ブランド出店、越境ECの成長に着目

ヤマトホールディングスは2月7日、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)「KURONEKO Innovation Fund」(運営はグローバル・ブレイン)を通じて、アジアのブランドを集約した越境ファッションECサイト「60%(シックスティーパーセント)」などを運営するシックスティーパーセント(東京都渋谷区 )に追加出資したと発表した。具体的な出資額は開示していない。


「60%」の出店ブランドイメージ(プレスリリースより引用)

「60%」は韓国などアジア約10カ国から昨年12月末時点で約1400以上のブランドが出店しているオンラインセレクトストア。出店しているのはインディーズブランドが中心で、10万点以上のアパレル商品を取り扱っている。

日本では見つけることのできない商品ラインアップに関心を持つZ世代が多く集まり、利用者の約9割を10代から20代が占めている。

「KURONEKO Innovation Fund」は、シックスティーパーセントのZ世代に特化したマーケティングと企業成長力を評価し、追加出資に踏み切った。越境EC市場の成長を自社事業につなげていきたい考え。

(藤原秀行)

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