ZMP、物流支援ロボットの重量版モデルを開発

ZMP、物流支援ロボットの重量版モデルを開発

最大800キログラム搬送可能に

自動運転技術の開発などを手掛けるスタートアップ企業のZMPは5月15日、物流支援ロボット「CarriRo AD(キャリロ 自律移動モデル)」の積載能力を高めた重量版新モデル「CarriRo AD+」を開発したと発表した。2019年末ごろに出荷を始める予定。

従来は最大積載重量150キログラムか牽引300キログラムだったのが最大積載200キログラム、牽引600キログラムまで強化。最大可搬重量はこれまでの2倍強の800キログラムに達している。搬送効率を高めるとともに作業スタッフの負荷軽減や省人化を見込む。


重量版モデルのイメージ(ZMP提供)

ハンドルが付いている台車タイプ、パレット台車の下に潜り込んで搬送するパレット積載タイプの両方を提供する。

リリースにを前に、今年7月23~26日に同社が開催する展示会で実機のデモを公開するほか、価格などの詳細を公表する計画。

(藤原秀行)

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