Shippio、国際物流関連業務効率化サービスとユーザー側基幹システムのAPI連携開始

Shippio、国際物流関連業務効率化サービスとユーザー側基幹システムのAPI連携開始

データの円滑なやり取り可能に

Shippioは5月7日、国際物流関連業務の効率化支援サービス「Shippio(シッピオ)」と各企業が利用している基幹システムを連携する「Shippio API」の提供を開始したと発表した。

「Shippio」と各荷主企業の基幹システム間で円滑に輸送データをやり取りできるようにすることなどを通じ、国際物流業界の業務効率化をさらに後押しする。


(Shippio提供)

同社のユーザーの間で、基幹システムから「Shippio」への情報自動登録や、「Shippio」で蓄積したデータを基幹システムに自動連携させることを希望する声が多く出ていたのに対応、API連携に踏み切った。

特に重要なのは、本船動静(ETD、ETAなど)情報を自動で取得できるAPIと強調。Shippioが独自に開発した本船動静トラッキング機能で取得した高品質なデータを、簡単かつ自動的に基幹システムへ取り込めるようにした。荷主企業は労力を費やさずに精確な輸送状況を把握、業務の迅速化を図ることができると見込む。

現在利用可能な「Shippio API」一覧

API名称

機能紹介

仕様   

各種マスタ情報の取得API

以下のマスタ情報の取得が可能です。

・ユーザー

・ユーザーグループ

・場所

・倉庫

・Shipper

・Consignee

・パートナー(物流事業者)

・商品

・港

・船会社

・本船

シップメント登録・更新API

「Any Cargo」のシップメント登録、更新が可能。

従来のExcelやCSVファイルでの手動アップロードが不要。

※「Any Cargo」契約ユーザーに限定

リンク

シップメント取得API

シップメント情報の取得が可能。

リンク

マイルストーン取得API

各シップメントのマイルストーン情報と、完了日時や本船動静データ(ETD/ ETA等)の取得が可能。

※一部の日時データは有料。

リンク

コンテナ取得API

各シップメントのコンテナ情報の取得が可能。

※コンテナ番号やシール番号も含む。

リンク

(藤原秀行)

テクノロジー/製品カテゴリの最新記事