トヨタL&F、倉庫自動化など物流ソリューション事業の売上高を25年度に2倍の6000億円目指す

トヨタL&F、倉庫自動化など物流ソリューション事業の売上高を25年度に2倍の6000億円目指す

執行職の宮島氏が表明、より効率的なオペレーションが求められると分析

豊田自動織機トヨタL&Fカンパニー執行職の宮島久典高浜工場長・国内営業部担当は4月5日、千葉県市川市でリニューアルした「カスタマーズセンター東京」内で記者会見し、倉庫自動化などの物流ソリューション事業の売上高を2025年度に6000億円と20年度の2倍まで高めたいとの考えを表明した。

宮島氏は「生産年齢人口の減少で物流業界でも危機的状況が叫ばれる中、自動化や省人化のニーズがより一層高まっている」と指摘。eコマース市場の拡大に加え、倉庫需要増で賃借料が上昇傾向にあるなど新たな課題に直面しており、より効率的な物流オペレーションが求められると分析した。

全世界で労働力不足を背景に物流のソリューション市場が拡大しており、25年は6兆円と17年の2倍に達するとの調査結果を引用。日本国内の物流システム市場(受注ベース)も17年度の2948億円から23年度には6000億円規模まで到達すると見込まれ、「全世界よりも早いペースで市場が成長する」と展望した。

その上で、「当社も25年度には物流ソリューション事業の売り上げ規模倍増を目指す」と明言。カスタマーズセンターを情報発信の拠点として積極的に利用する姿勢をアピールした。

会見に同席したトヨタL&Fカンパニーの澤木茂物流エンジニアリング部長は、最も無駄がなく、最もムラがなく、最も無理がない本当の意味での最適なソリューションを業界のスタンダードにしていくとの目標を説明。従来の仕事を単に自動化するのではなく、従来の仕事を改善して自動化することを重視する姿勢を強調した。


会見する宮島氏


トヨタL&Fの新たな自動走行フォークリフト

(藤原秀行)

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