世界で6カ所目、エネルギーの安定輸送需要に対応
日本郵船は5月30日、中国の海運大手China Merchants Energy Shipping(CMES)子会社のCMES LNG Shipping(CMLNG)、中国のエネルギー大手CNOOCグループの子会社CETS Investment Management(CETS)の2社と共同で、船舶管理会社OPearl LNG Ship Management(OPearl)を昨年12月に設立したと発表した。
4月に香港でオフィス開所式を行った。日本郵船のLNG(液化天然ガス)運搬船管理会社は日本、シンガポール、英国、フランス、台湾に続いて6社目。
OPearlはCNOOC Gas and Power Singapore Trading & Marketingに定期傭船する6隻を含むLNG運搬船の管理を担う。日本郵船はOPearlを通じてCMLNGやCETSと関係を強化。世界的に需要が伸びているLNG輸送をより安定的に運営できるようにする。
左から2人目: CNOOC Energy Technology & Services-Oil-Production Services CO.CTLNG Company(CETS-CTLNG) Manager Zhou Yuliang 氏
左から3人目: CMLNG President Xu Hui氏
左から4人目: CMES President Wang Yongxin氏
左から6人目: 日本郵船 大久保正見LNGグループ長(日本郵船提供)
(藤原秀行)