首都圏と東北結ぶ立地、ロジスティクスターミナルとして運用
福山通運は6月24日、茨城県五霞町に新たな物流拠点「いばらき五霞支店」を開設、7月1日に営業を開始すると発表した。
同支店は地上3階建て、延床面積は4万7735㎡。集配業務に加え、流通加工、保管業務を兼ね揃えたロジスティクスターミナルとして運用する。
首都圏中央連絡自動車道の五霞ICから車で約3分、都心部から50km圏内に位置し、首都圏と東北を結ぶ物流拠点として最適な立地とみている。
設備面では大型トラックのトラックバースをはじめ、荷物用EV や垂直搬送機を設置。さらに、自動仕分け装置を導入し(2025年3月竣工予定)、作業の効率化・省人化を図る。
倉庫面積は約9100坪に上り、空調設備を完備して労働環境の向上を目指す。
環境面ではLED照明や人感センサー付き照明を採用し、省エネルギー化に努めるとともに、太陽光パネルの設置を進めており、気候気候変動への対応を推進、持続可能な輸送網の構築を実現していきたい考え。
新拠点の概要(プレスリリースより引用)
【主な概要】
名称:いばらき五霞支店
所在地:茨城県猿島郡五霞町ごかみらい12-1
営業エリア:茨城県猿島郡五霞町・境町/古河市、埼玉県幸手市/北葛飾郡杉戸町/春日部市、千葉県野田市
敷地面積:16,113.37 ㎡
延床面積:47,735.50 ㎡
構造:地上3階建、鉄骨造、太陽光設備(2025年3月竣工)
(藤原秀行)