Hacobuは7月11日、執行役員CEO(最高経営責任者)室長として横井直樹氏、執行役員CHRO(最高人事責任者)として吉田毅氏がいずれも7月1日付で就任したと発表した。
横井氏はソフトバンクと日本通運の共同事業MeeTruckの社長として、物流事業者向けアプリケーションサービスの開発を主導してきた。この経験を活かし、Hacobuの新規事業開発を推進する。
吉田氏はヤフーで組織改革やスタートアップのM&Aに携わってきた。その知見がHacobuの組織強化に寄与すると見込んでいる。
プロフィール
横井 直樹氏(よこい・なおき)
2001年日本テレコム(現ソフトバンク)入社、法人事業でエンタープライズ向けソリューション営業・SEなどを経験。スマートフォン黎明期の市場開拓をリードし、大手製薬会社での活用事例創出を通じて収益拡大に貢献。その後、B2Bビジネスの経験を基にIoTプロダクト開発、新規事業開発の責任者として複数のプロジェクトを経験。VMwareとの合弁会社設立、WeWorkへの出資検討プロジェクトなどに参画し、主にGTM戦略の立案を担当。
2020年、MeeTruck社長に就任。物流SaaS事業を4年間運営してきた。中堅中小運送会社向けのTMS(運行管理システム)やマッチングサービスを展開し、1000社以上のユーザーにサービスを提供。今年6月にHacobuへ移り、CEO室長として新規事業開発を推進。
吉田 毅氏(よしだ・たけし)
小売業、機器商社を経て、2003年にヤフー(現LINEヤフー)入社。事業部門で営業企画業務に携わった後、12年に経営体制刷新に伴い人事部門へ異動。組織開発室を新設し、1on1、リーダーシップ開発、診断型組織開発の展開など組織改革の主要施策を推進。14年に企業内大学ヤフーアカデミアを開校後、ヤフーを退職。15年にKDDIのインターネット旗艦事業会社Supershipの立ち上げに人事責任者として参画。複数のスタートアップのM&AおよびPMIに人事として携わる。19年からグループのDATUM STUDIO代表取締役に就任(3年間)し、同社の業績回復を牽引。22年に小売業DXに取り組む10Xに人事責任者として入社。今年5月からHacobuに在籍。
(藤原秀行)※いずれもHacobu提供