安全な荷物吊り下げなど再確認、有効性実証と総括
大型物流ドローンの販売などを手掛けるトルビズオンは8月16日、佐賀県多久市多久町で8月3日に実施された防災訓練で、中国のDJI製物流ドローン「DJI Flycart30」を使用し、AED（自動体外式除細動器）と物資搬送を実施したと発表した。
訓練は多久町区長会が主催し、地域の住民と防災機関、佐賀県や多久市の協力の下、開催。Flycart30が災害時の物資輸送にどのように活用できるかを実証した。
トルビズオンは、ドローン飛行に対する地域の理解と地域の防災力を高め、有事の際の迅速な対応力の強化を図ることができたと総括している。
AED訓練とデモ機
Flycart30のウィンチシステムを利用した安全な荷物吊り下げと高精度な荷物投下技術を再確認し、今後の防災活動における有効性を実証できたとみている。
ドローン飛行の様子
ウィンチで搬送した水とAEDのデモ機
（藤原秀行）※いずれもトルビズオン提供
