セイノーロジックス、インドネシア・ジャカルタに駐在員派遣再開

セイノーロジックス、インドネシア・ジャカルタに駐在員派遣再開

国際海上混載輸送の拡大へ顧客対応強化

セイノーロジックスは8月30日、インドネシア・ジャカルタの現地代理店MULTILINK TRANS INDONESIA(マルチリンク・トランス・インドネシア)に日本人駐在員を派遣したと発表した。

セイノーロジックスは世界的な新型コロナウイルス禍を受け、ジャカルタから一時特派員を引き上げていた。コロナからの経済活動再開が世界的に進む中、同社としても顧客対応を強化するため、派遣再開を決めた。

同社で国際海上混載輸送を担うVOTAINER部営業課の小幡直輝氏が8月19日付で着任した。

マルチリンクは日本の輸出入LCL(海上混載貨物)の取り扱いに特化している。ジャカルタ向けの輸出は東京、横浜、名古屋、大阪、神戸、京都の各地受けでダイレクト混載を展開している。

セイノーロジックスはダイレクト混載サービスのため、途中でのコンテナ詰め替えの作業がなく貨物ダメージのリスク軽減が期待できると強調。

駐在員はマルチリンクと協力しながら、現地側の輸送もきめ細かくサポートするなど、営業を強化して日本発輸出貨物の物量拡大につなげたい考えだ。


小幡氏(セイノーロジックス提供)

(藤原秀行)

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