回収分を国際輸送、再加工しアジアで支援必要なコミュニティーへ無料配布
DHLジャパンは10月16日、高級ホテルのコンラッド東京、香港を拠点とするNPO法人ソープ・サイクリングの両者と、石けんのリサイクルで連携すると発表した。10月15日付でDHLジャパンとコンラッド東京がパートナーシップを締結した。
コンラッド東京の客室から出る年間約100kgの使用済み固形石けんを、DHLジャパンがソープ・サイクリングに届け、新しい石けんに再加工した後、衛生用品を必要とする地域のコミュニティーに無料で配布、衛生状況の改善をサポートする。
パートナーシップを結んだDHLジャパンのトニー・カーン社長(右)とコンラッド東京のニール・マッキネス総支配人
パートナーシップ締結式に先立ち、DHLは8月20日、コンラッド東京から初回分として使用済み固形石けん90kgを受け取り、香港のソープ・サイクリングまで輸送した。
8月20日、コンラッド東京の使用済み固形石鹸90kgがDHL港サービスセンターでDHLに手渡された(いずれもDHLジャパン提供)
(藤原秀行)