埼玉と三重で新設の案件、自動搬送なども視野
ホームセンター大手のカインズが、今後新設する物流拠点に自動化機器を導入していく準備を進めていることが分かった。
関係筋によると、現時点で埼玉と三重の両県内にそれぞれ新たな物流拠点を構えることを検討しているという。商品のピッキングロボットなどを取り入れ、作業の大幅な効率化とスピードアップを目指す。
新施設は埼玉が延べ床面積約6万平方メートル、三重が8万平方メートル超をそれぞれ想定。2023~24年に稼働を開始させたい考えで、いずれの施設も自動化・省人化を図る予定。
設備投資額は両施設で計20億円規模に上るとみられ、庫内で商品を運ぶ自動搬送ロボットなどを活用することも視野に入れているもようだ。
(藤原秀行)