トランコムMBOのためのTOBが成立

トランコムMBOのためのTOBが成立

米ベインと連携、上場廃止へ

トランコムは11月1日、米投資ファンド大手のベインキャピタルグループがトランコムに対して実施てきたTOB(株式公開買い付け)が成立したと発表した。

トランコムはベインキャピタルと連携し、MBO(経営陣が参加する買収)のため、ベインキャピタルが新たに設立した会社がTOBを行い、最終的に株主をベインキャピタルとトランコムグループだけにして上場を廃止、MBO(経営陣が参加する買収)を達成することを目指している。

TOBは9月18日から10月31日まで実施。その結果、ベインキャピタルの新設会社がトランコム株式の48.84%、トランコムグループの資産管理などを担うAICOHが28.69%をそれぞれ保有することになった。

トランコムは今後、株式併合などを実施、MBOを完成させたい考え。

(藤原秀行)

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