多様な人材確保目指す
日本郵政と傘下の日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険は11月5日、グループの中期経営計画「JP ビジョン2025+」に基づき、多様な人材を確保するため、原則として自己都合退職者を含む全ての退職者を対象として再採用を申し込むことを可能とする「カムバック採用制度」と、社員から会社へ人材を紹介することが可能となる「リファラル採用制度」を導入したと発表した。
カムバック採用は、過去に当該企業の正社員だった人が対象で、早期退職に応募していたり、懲戒解雇されていたりした場合は対象から除く。登録期限は満65歳の誕生日を含む月の月末までと設定している。
カムバック採用に関連し、2022年9月から4社については本社組織に限定して「アルムナイネットワーク」を構築、退職者の経験者採用・副業受入を先行で実施している。カムバック採用を導入し、さらに対応を強化する。
リファラル採用は一部を除き、社員区分(正社員、期間雇用社員など)を問わず対象になる。
リファラル採用のフロー(プレスリリースより引用)
(藤原秀行)