日系物流会社で初、マルチ物流センター開設控え
ロジスティードは11月15日、グループのタイ現地法人「LOGISTEED(Thailand)」が10月31日付で、スワンナプーム国際空港でIATA(国際航空運送協会)が推進する医薬品国際輸送に関する品質プログラム「CEIV Pharma」認証を取得したと発表した。
ロジスティードによると、タイで日系物流会社が同認証を獲得したのは初めて。
同社グループは医薬品物流で同認証の取得と、医薬品の適正な流通に関する認証GDPに準拠した拠点整備を進め、需要拡大や環境変化への対応に注力している。
タイは今年12月に常温・冷蔵・冷凍の複数温度帯に対応するマルチ物流センターの開設を控え、食品や高機能材料の取り扱いを強化するとともに、同認証取得で医薬品の輸送品質をさらに高めていく構え。
今回で同認証取得は5カ所目。グループのネットワークによる安全・安心な医薬品国際輸送を強化した。
(藤原秀行)