安田倉庫、東急不動産グループと初の「オフサイトPPA」導入し太陽光由来電力活用へ

安田倉庫、東急不動産グループと初の「オフサイトPPA」導入し太陽光由来電力活用へ

年間14.5万kgのCO2排出削減見込む

安田倉庫と東急不動産、同社子会社で再生可能エネルギー事業を手掛けるリエネの3社は11月25日、安田倉庫のCO2排出量削減をサポートするため、東京不動産グループが太陽光で生み出した電力を安田倉庫の物流拠点に供給する「オフサイト型コーポレートPPA契約」を締結、11月11日に電力供給を開始したと発表した。

安田倉庫は2030年までにグループのCO2排出量を22年度比で30%削減することを目標としており、今回の取り組みも達成に向けた施策の一環。

今回の契約は、東急不動産が保有するリエネの太陽光発電所で生み出した再生可能エネルギー由来の電力を、小売電気事業者のリエネを通じて安田倉庫の芝浦営業所(東京都港区海岸)に供給している。

3社は年間約14万4582kgのCO2削減につながると見込む。オフサイト型コーポレートPPAの導入は安田倉庫として初めて。


取り組み概要図(3社提供)

(藤原秀行)

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