スズキ、ダイハツ、トヨタの3社、25年度中にBEV商用軽バン導入目指す

スズキ、ダイハツ、トヨタの3社、25年度中にBEV商用軽バン導入目指す

認証不正問題で開発中断

スズキとダイハツ工業、トヨタ自動車の3社は1月29日、認証不正問題で開発を中断していた商用軽バン電気自動車(BEV)に関し、2025年度中にそれぞれ導入することを目指す方針を発表した。

3社は2023年5月、BEV商用軽バンのプロトタイプを、G7広島サミット(主要国首脳会議)の開催に合わせて日本自動車工業会が実施したイベントに出品。しかし、その後は不祥事の影響で開発ストップを強いられていた。

 
 

BEV商用軽バンは、スズキ、ダイハツが蓄積してきた軽車両に関するノウハウとトヨタの電動化技術を組み合わせ、3社で共同開発した軽商用車に適したBEVシステムを搭載している。

企画に際しては、3社など大手メーカーが加わっているCommercial Japan Partnership Technologies(CJPT)も参画、効率的なラストワンマイル輸送に最適な仕様を追求している。

(藤原秀行)

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