~広い施設内での搬送を支援し、多様な人材が働きやすい環境整備に貢献~
日本のLogiTechをリードするGROUND株式会社(読み:グラウンド、本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:宮田 啓友、以下「GROUND」)は、自律型協働ロボット(AMR)「PEER 100」を、NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社のグループ会社、日本通運株式会社(以下「日本通運」)に導入したことをお知らせします。
本導入は、日本通運が推進する「誰にもやさしい倉庫(NX Universal Harmonious Work Warehouse)」プロジェクトの一環として実施され、広い施設内での搬送を支援するものです。
■「PEER 100」導入の背景
少子高齢化による労働力不足や、EC(電子商取引)の拡大に伴う物流需要の増加により、物流業界では生産性向上と人材確保が喫緊の課題となっています。
日本通運では、先進的なロジスティクスロボットや作業補助機器の導入を通じ、と職場環境の整備を通じて、これまで働くことが困難だった人々の障壁を取り除くことを目指す「誰にもやさしい倉庫」プロジェクトを推進しています。この取り組みでは、電動車いす、追従ロボット、AMR(自律走行搬送ロボット)を活用し、最先端の物流施設の構築を目指しています。
■「PEER 100」の導入による効果
今回導入されたGROUNDの自律型協働ロボット「PEER 100」3台は、物流施設内のピッキング作業や工程間搬送を支援するAMRです。本プロジェクトでは、広い施設において、ステーションから出荷場所までの無人搬送を行うことで、スタッフの歩行距離を削減し、作業負担の軽減に貢献します。また、「PEER 100」を含むさまざまなソリューションを組み合わせることで、歩行が困難な方も施設内作業を行える環境を実現しました。
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