物流連の環境大賞、19年は山九など4社に授与

物流連の環境大賞、19年は山九など4社に授与

複数品目の共同輸送と鉄道利用したモーダルシフトを同時実現

日本物流団体連合会(物流連)は6月25日、東京都内で開いた定時総会に際し、物流部門の環境保全活動などで優れた功績を残した企業や団体に贈る第20回の「物流環境大賞」表彰式を行った。今年の大賞は「路線便輸送から複数品目の共同輸送と鉄道を利用したモーダルシフトの実施」を成し遂げた山九など4社に授与された。

他の3社は三菱エンジニアリングプラスチックス、日本ニュートリション、サンキュウ・トランスポート・東日本。4社は茨城県から東北各地へ合成樹脂や飼料添加物を輸送する際、トラックから鉄道コンテナへのモーダルシフトを実現。CO2排出量を大幅に削減するとともに、性状の異なる複数品目の共同輸送とモーダルシフトを同時に実現した点が高く評価された。


表彰式に臨んだ(左から)日本ニュートリションの立川義大氏、三菱エンジニアリングプラスチックスの香坂靖氏、田村修二物流連会長(当時)、山九の渡邉正之氏、サンキュウ・トランスポート・東日本の松本育雄氏※クリックで拡大

他の受賞者は以下の通り。

【物流環境保全活動賞】(4件)

①日本通運、パナソニック アプライアンス社、日通・パナソニックロジスティクス
「RORO船を活用した静岡~佐賀間のモーダルシフト」
②日本通運、横浜ゴム、浜ゴム物流
「鉄道コンテナ輸送を活用した三重~広島間のモーダルシフト」
③飛騨産業、濃飛倉庫運輸
「北海道から岐阜県までの幹線輸送に鉄道コンテナ輸送を活用」
④ロジスティクス・ネットワーク
「継続的なモーダルシフトの取り組みについて」

【物流環境啓蒙賞】(1件)

日本自動車ターミナル
「トラックターミナルにおける『環境負荷の低減』と『環境意識の向上』」

【物流環境負荷軽減技術開発賞】(1件)

山九、三井化学
「500キログラムフレコン(合成樹脂)の内航船へのモーダルシフトおよび積載効率向上による環境対策」

【物流環境特別賞】(3件)

①センコー、旭化成ホームズ
「住宅部材の輸送車両大型化による輸送効率化の取り組み」
②日本パレットレンタル、キユーピー、ライオン、関光汽船
「異業種3社による往復幹線輸送の実現~内航フェリーによる海上モーダルシフト~」
③ランテック
「冷蔵・冷凍食品の小口混載便の車両大型化によるドライバー不足と環境負荷低減への対応」

【日本物流記者会賞】(1件)

ジェイアール東日本物流
「JR東日本グループのインフラ(新幹線)を活用した新たな輸送」

(藤原秀行)

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