5月下旬に臨時株主総会、MBOへ株式併合など提案
トナミホールディングス(HD)は5月1日、日本郵便と連携して実施しているトナミHDのMBO(経営陣が参加した買収)の一環として、5月下旬に臨時株主総会を開き、株式併合などを提案すると発表した。
株式併合などが株主総会で承認されれば、トナミHD株式は東京証券取引所プライム市場への上場が6月19日に廃止となる見通し。
日本郵便は2~4月、トナミHDにTOB(株式公開買い付け)を実施。トナミHD株式の87.24%(議決権ベース)から応募があり、4月17日付で日本郵便がトナミHDを子会社化した。
最終的には、TOBのために日本郵便が立ち上げた会社が今夏にも日本郵便とトナミHDの経営陣、創業家代表が共同出資する形の「JPトナミグループ」に社名変更し、トナミHD株式を100%保有する形に移行する予定。
(藤原秀行)