まず賃貸から、成果など見て分譲にも提案へ
ライナフは11月26日、東京・神奈川を中心にマンション管理事業を展開しているナイスコミュニティー(横浜市)が、自ら管理を担当しているオートロック付きマンションに、ライナフの「スマート置き配」の導入を開始したと発表した。
まず賃貸物件への導入から始め、成果や効果を踏まえた上で、分譲物件の管理組合にも提案していく考え。一部の分譲物件は管理組合の判断で同サービスを先行導入している。

(ライノフ提供)
「スマート置き配」を取り入れたオートロック付き物件は、入館権限を付与された配達員がデジタルキーを活用し、共用エントランスの鍵を安全に解錠、届け先が不在でも各住戸の玄関前で荷物の置き配が可能になる。
再配達の削減や居住者の利便性向上を図るとともに、宅配に関するトラブルの軽減で管理業務の効率化も後押しする。
宅配ボックスで受け入れられる荷物の容量の限界から、置き配へのニーズが高まっていることにも対応する。
(藤原秀行)




