大和ハウスの住友電設へのTOB成立、26年3月めどに完全子会社化へ

大和ハウスの住友電設へのTOB成立、26年3月めどに完全子会社化へ

データセンターや物流施設の建設需要伸びに対応目指す

大和ハウス工業は12月16日、住友電気工業の傘下で電気設備工事など大手の住友電設に対するTOB(株式公開買い付け)が成立したと発表した。

TOBは10月31日から12月15日にかけて実施。買い付け予定の下限を上回る約40%の株式の応募があった。取得額は約1400億円。



約50%の株式を保有している住友電気工業は今後、住友電設が実施する自社株買いに応じる予定。大和ハウスは少数株主からの強制買い取り(スクイーズアウト)などを経て、2026年3月をめどに住友電設を完全子会社化することを目指す。住友電設は東京証券取引所プライム市場への上場が廃止となる。

買収総額は約2900億円に達するとみられる。大和ハウスは住友電設をグループに迎え、安定して事業用施設の工事が可能な体制を整備し、データセンターや物流施設、半導体工場などの建設需要の伸びに対応していくことを目指す。

(藤原秀行)

経営/業界動向カテゴリの最新記事