関東に続き関西でも採用、13.7万トンキロの排出抑制と推計
旭化成ホームズは1月30日、建設・物流分野のCO2削減を支援するため、再生可能エネルギーを用いたクローラクレーンの電動駆動に関する実証範囲や次世代バイオ燃料リニューアブルディーゼル(RD)の活用を1月に拡大したと発表した。
同社は2025年6月に軽油と電気の両方で駆動可能なクローラクレーンを再エネ電力で電動駆動させる実証実験をスタート。さらに、3階建てまで使用できる小型の電動駆動可能なクローラクレーンの実証を2026年1月に開始した。
それぞれの建機を使用し、都市部の限られた敷地条件でもCO2排出量を減らせるようにするのが狙い。持続可能な施工方法の模索と構築に引き続き取り組む。

新規の電動駆動可能なミニクローラークレーン
また、住宅施工現場で軽油の使用量が特に多い杭工事に関し、杭打機と発電機に使用する軽油を伊藤忠エネクスが供給するRDへ置き換える実証を2026年1月に関東の施工現場で始めており、施工性や排出削減効果などを検証している。
物流分野では2024年10月からセンコーとの協働により関東で導入してきたRDの実証運用について、25年1月には関西エリアでも2tトラックの燃料を軽油からRDへ切り替えた。同年11月までに約13万7000トンキロ相当のCO2を削減できたと推計している。
今後も建設資材の輸送におけるCO2排出削減と運用面の検証を進める。

RDで稼働する新規の杭打機

発電機にRDを投入する様子

関西エリアで運行している2t車
(藤原秀行)※いずれも旭化成ホームズ提供












