ロールボックスパレットをけん引、作業員の負荷軽減と安全確保
ZMPは10月29日、物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)」に関し、ヤマト運輸が荷物の仕分けターミナルに導入したと発表した。
CarriRoが荷物を収納したロールボックスパレットを自動でけん引。作業員の負荷が軽減するとともに、運搬ルートが旧来より明確になったため安全な作業動線の設定が可能になったという。
ヤマトはさらに、ロールボックスパレットを搬送し終わると作業員は手ぶらで構内を移動して戻ることが多く、無駄が多かったがCarriRoに作業を任せることでこうした無駄を解消できると説明。
「現在導入した拠点において検証を行い、効果が認められた場合、その他の拠点への展開も想定している。各拠点では今後の自動搬送の導入拡大を見据えて、現段階から作業動線や作業手順の再整備を進める」と話している。
ヤマトのCarriRo活用シーン(ZMPプレスリリースより引用)
(藤原秀行)