米大手投資ファンドのブラックストーン、日本の物流施設に今夏投資

米大手投資ファンドのブラックストーン、日本の物流施設に今夏投資

メープルツリー開発の複数物件、総額1000億円超か

米大手投資ファンドのブラックストーンはこのほど、日本の物流施設に投資した。詳細は明らかになっていないが、投資規模は総額で1000億円を超えているとみられる。シンガポールのメープルツリー・インベストメンツ・グループが国内で開発してきた物件数棟が対象。中にはアマゾンジャパンが利用している神奈川県小田原市の物件も含まれているもよう。

日本の物流施設はECの成長などを受け、安定したリターンを継続的に得られるアセットとして海外の投資家からも注目されてきた。ブラックストーンが大規模投資に踏み切ったことは、そうした潮流が依然続いていることをあらためて示しているといえそうだ。投資は今年7月に実施した。

ブラックストーンは今年6月、シンガポールのGLPが運用している米国の物流施設を計187億ドル(約2兆500億円)で取得すると発表。9月にもカナダの不動産投資信託(リート)大手ドリームグローバルを47億ドル(約5100億円)で買収することが明らかになった。収益性が高い物流施設への投資を活発に行っている。日本で今後、物流施設への投資を継続するかどうかが注目される。

日本の物流施設に対しては、2018年にGLPが6000億円規模の新たなファンドを組成。19年に入ってもESRが日本の物件を対象とした2000億円規模のファンドを立ち上げるなど、海外勢による積極的な投資姿勢が目立つ。

(藤原秀行)

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