JR東の社有地に水素ステーション整備など
トヨタ自動車とJR東日本は9月28日、水素を活用した鉄道と自動車のモビリティー連携を軸とする包括的な業務協力で基本合意を締結したと発表した。
陸上交通分野で中心的存在の両社が連携して水素活用、低炭素社会に向けた動きを加速させる。
トヨタは燃料電池自動車(FCV)の開発、水素供給インフラ(水素ステーション)整備の支援に関わる経験・ネットワーク、JR東は鉄道事業や駅および駅周辺の開発に関わる技術・ノウハウ・経営資源を持つ。これらを組み合わせて交通分野で水素を生かす。
JR東の社有地を活用した水素ステーション整備や地域交通におけるFCVおよびFCバスの導入、鉄道車両へのFC技術応用などについて具体的な検討を進めていく。
(鳥羽俊一)