6月末から1年間、経済情勢悪化踏まえ資金調達手段確保
サンリツは5月29日、新型コロナウイルスの感染拡大で経済情勢が悪化しているのに備え、機動的かつ安定的な資金調達手段を確保するため、あらかじめ定められた範囲で融資を受けられるコミットメントライン契約を三井住友銀行と締結したと発表した。
借入上限は10億円で、無担保・無保証と設定。契約期間は今年6月末から1年間。
サンリツは「現時点で当社の資金繰りおよび財務の安定性に問題はないが、本契約は今後の事業環境の不確実性への対応および財務基盤のさらなる安定性向上に資するものと考えている」と強調している。
(藤原秀行)