新型コロナで事業環境厳しい中、資金繰り支援で経営サポート強化
運送業界向けのオンライン車両売買仲介サービス「トラッカーズ」を手掛けるAzoop(アズープ、東京・上馬)は6月1日、オンライン経由でファクタリング(売掛債権買い取り)サービスを展開しているOLTA(オルタ、東京・南青山)と業務提携したと発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、運送業界の事業環境が今後も厳しいと見込まれることを踏まえ、ファクタリングサービスも紹介できるようにし、資金繰りの面から経営サポートを強化したい考え。
OLTAは2017年にオンラインのファクタリングサービス「クラウドファクタリング」を開始。申し込みから審査結果回答まで24時間以内で、最短即日の資金調達を可能にしている。申し込み総額は200億円を突破した。
Azoopは6月にも新サービスを始める予定で、複数のサービスメニューを準備、相互に連携しながら提供する「総合プラットフォーム」の構築を目指している。
(藤原秀行)※ロゴマークはAzoop提供