4連休中の感染防止徹底へ協力呼び掛け
安倍晋三首相は7月24日、首相官邸で記者団に対し、新規の新型コロナウイルス感染者が増加していることについて「高い緊張感を持って注視している」と強調した。同時に、「専門家の皆さんがおっしゃっているように(前回の感染増加時とは)また状況が異なり、再び今、緊急事態宣言を出す状況にはないと考えている」と述べ、同宣言の再発令を明確に否定した。
安倍首相は「検査能力にはまだ余裕があるので、都道府県と連携して陽性者の早期発見、早期治療を進めていく。病院や高齢者施設における検査能力を強化し、リスクの高い基礎疾患のある方や高齢者の皆さんへの感染防止に万全を期す」と説明。
同時に、「4連休の中日だが、ぜひ3つの密を回避する、あるいは大声を出しての行動を控えるなど、感染を予防する行動を徹底していただくようあらためてお願い申し上げる」と国民に協力を呼び掛けた。
記者団に説明する安倍首相(首相官邸ホームページより引用)
(藤原秀行)