第2四半期以降は段階的に回復見込む
日立物流は7月30日に開示した2021年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算で、これまで新型コロナウイルス感染拡大の影響で「未定」としていた通期予想を発表した。
売上収益(売上高に相当)は前期比3・2%減の6510億円、調整後営業利益は5・9%減の315億円を見込む。純利益は0・1%増の225億円と微増を予測している。親会社株主に帰属する純利益ベースでは0・5%減の215億円。
同社は第1四半期の売上収益が前年同期比13%減と大きく落ち込んだが、「徐々に経済活動が再開されており、第2四半期以降は段階的に減収幅が回復していく」との見通しを示している。
(藤原秀行)