独企業開発の3輪電動自転車、荷物格納ボックスを後部に着脱可能
ヤマトホールディングスは11月12日、運転免許が不要な宅配用の次世代集配モビリティーに関する実証実験を千葉県市川市で同19日に始めると発表した。
ドイツのスタートアップ企業RYTLE(リテル)が開発した3輪電動自転車で、全長2・7メートル、全幅1・2メートル、最大積載量は120キログラム。集配に使う荷物格納ボックスを後部に取り付けられる。走行時にCO2を排出しないのが特徴。
実際の宅配に投入し、実験の成果を踏まえて改良、早期の本格稼働を目指す。併せて、着脱可能な荷物格納ボックスを生かした配達エリア単位での事前仕分けによる輸送工程の大幅な短縮や、遊休スペースを利用した新たな集配オペレーションの検討なども予定している。
実験に用いるモビリティー(ヤマトホールディングス提供)※クリックで拡大
(藤原秀行)