Hacobuの入出庫車両事前予約導入、待ち時間短縮や渋滞解消に効果
佐川急便は11月20日、KADOKAWAが埼玉県所沢市で開設した文化複合施設「ところざわサクラタウン」の館内物流管理業務を受託したと発表した。
開業前の全館養生や初期の什器搬入、備品調達提案に加え、開業後の館内物流管理や館内配送を包括的に担当。Hacobuが手掛けている「MOVO(ムーヴォ)」を活用して入出庫車両の事前予約を取り入れ、搬入車両の待ち時間を減らしたり、施設周辺の渋滞を緩和したりといった効果を得ている。
ところざわサクラタウンは今年11月に全面開業。博物館や美術館、図書館の機能を備えた「角川武蔵野ミュージアム」を中心に、商業施設やホテル、KADOKAWAのオフィスと書籍類の製造工場などを配置している。
「ところざわサクラタウン」の外観(KADOKAWA提供・クリックで拡大)
受託した業務の概要(佐川急便ニュースリリースより引用・クリックで拡大)
(藤原秀行)