機体や専用倉庫、離発着設備など含めた包括的パッケージ提供目指す
ドローン(無人飛行機)の開発などを手掛けるエアロネクストは1月20日、オンデマンドドローン配送の早期実用化に向け、新たな子会社「NEXT DELIVERY(ネクストデリバリー)」を山梨県小菅村に設立したと発表した。
新会社は地方自治体や民間企業が目的に合わせたドローン配送ルートを容易に設定できるよう、機体に加えて専用の倉庫や離発着設備なども含めた包括的なサービスパッケージとして提供することを目指す。
エアロネクストは昨年11月、ドローン物流を活用した地域活性化などを目指し、小菅村と連携協定を締結。同村に研究開発拠点を設けたり、ドローン配送の実験ルートを開設したりすることで合意している。
新会社のロゴ(以下、いずれもエアロネクスト提供・クリックで拡大)
小菅村を例にして、ドローンデポを中心に複数の地区に設置されたドローンスタンドの間を 物流ドローンが荷物を配送するイメージ図
(藤原秀行)