72時間前から対応、迂回ルート検討などに活用見込む
日本気象協会は1月21日、悪天候時の安全な輸送をサポートする物流事業者向け月額定額制サービス「GoStop(ゴーストップ)マネジメントシステム」に関し、新たに主要国道を対象とした輸送影響リスクを予測する「国道影響予測」の提供を2月18日に始めると発表した。
「国道影響予測」は気象による輸送影響リスクを悪天候が見込まれる72時間前から、事前通行規制区間や除雪優先区間を念頭に、地図や表でわかりやすく確認できるようにするのが柱。
対象となっている区間ごとに1時間単位の輸送影響リスクを詳細に表示するため、既に展開している「高速道路影響予測」と合わせ、悪天候時の配送計画作成や迂回ルートの検討、輸送可否の判断、ドライバーの安全確保に活用できるとみている。
「国道影響予測」の画面イメージ。リスクが高い区間や時間帯を分かりやすく表示する(日本気象協会提供・クリックで拡大)
(藤原秀行)