物件の資産価値向上図る、日本通運が利用予定
Jリートのラサールロジポート投資法人の不動産運用を担うラサールREITアドバイザーズは2月15日、ポートフォリオに組み入れている兵庫面尼崎市の大型物流施設「ロジポート尼崎」の敷地内で、危険物倉庫2棟を新設すると発表した。
同施設の容積率未消化分を活用し、危険物倉庫を増築することで同施設全体の資産価値向上を図る。新型コロナウイルスの感染拡大でアルコール消毒剤のニーズが高まっていることなどを受け、危険物倉庫の需要獲得も見込んでいる。
危険物倉庫は今年9月下旬をめどにラサールREITアドバイザーズが4億5700万円で取得する計画。延べ床面積は2棟合わせて1996平方メートル。日本通運が利用する予定。
「ロジポート尼崎」の外観(ラサールREITアドバイザーズプレスリリースより引用)
(藤原秀行)