病床逼迫理由、今週5日にも正式判断へ
菅義偉首相は3月3日夜、首相官邸で記者団に対し、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて首都圏1都3県で発令を続けている緊急事態宣言について、2週間程度延長する意向を表明した。
同宣言は今月7日に期限を迎える。菅首相は「病床が逼迫している状況、厳しい、ぎりぎりの(同宣言解除の妥当性を判断する目安の)指標もある。私としては、国民の皆さんの命と暮らしを守るために、2週間程度の延長が必要ではないか」と語った。
解除の判断については「(病床使用率が)50パーセント以下になり、ベクトルが下に行くということが大事だと思っている」と述べた。
政府は今月5日にも宣言の延長を正式に判断する見通し。
(藤原秀行)※菅首相の写真はイメージ・首相官邸ホームページより引用